元日に能登地方を襲った巨大地震。M7.6や震度7という規模を示す数字に、東日本大震災を想起した人も多いだろう。余震はなお続く。
北海道新聞社会面には、厚真町オニキシベ2遺跡で2007〜2008年に発掘されたアイヌ文化期の漆器が、鎌倉時代に作られた「スタンプ文漆器」であることが最近の調査で分かってきたとの記事。実は1999年に余市町の大川遺跡からも同様の漆器が見つかっている。交易があったことは確実だろう。
紙面に載った「スタンプ文」の意匠が優れている。上下に向かい合った2羽の鶴はタンチョウではないにせよ、近代的なデザインと言えるのではないか。
能登半島震災
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