札幌のCGプロダクション「アレクト」が作成したSFアニメ『ヤキトリ』が、Netflixを通じて動画配信されているとの記事。戦闘シーンはモーションキャプチャーにより、登別伊達時代村の俳優の動きを取り込んでいるという。音楽は世界的DJケンイシイが手がけたテクノポップ。ちなみに「ヤキトリ」は地球外勢力の属国になった地球の若者による部隊?の名前で、使い捨て扱いをされているとの設定。
ノンフィクション作家・澤宮優の新著『天守のない城をゆく』(青土社)では、函館の五稜郭、北斗市の松前藩戸切地陣屋跡、白老の仙台藩白老元陣屋、根室のヲンネモトチャシ跡など道内の〝城〟も紹介している。五稜郭を除けば、道内でもそれほど知られていないのではないか。まなざしやよし。▼《音楽季評》10-12月 三浦洋▼《道内文学》詩 若宮明彦。いずれも道新カルチャー面。
丸木位里・俊夫妻による絵本『ピカドン』の初版(1950年)が復刻された。原爆の図丸木美術館の岡村幸宣学芸員が企画し、研究者による解説冊子と併せて京都の琥珀書房が販売している。道新社会面。
16日は、1月5日に開かれた「札幌演劇いまとこれから」シンポジウムの第2弾「札幌演劇シーズンのこれから」がシアターZOOで開かれた。札幌演劇シーズンプログラムディレクターの斎藤歩と、NPO法人コンカリーニョ/札幌演劇シーズン事務局の太田真介の対談で、100人の演劇人が食べていける街づくりを目指し、2011年度に始まった演劇シーズンの紆余曲折を振り返った。斎藤は当初は依頼を受けて、年に1ヶ月ばかり関わっていたが、演劇シーズンを提唱した人たち(主に企業人)が「本気」を見せてくれたことで、より深く関わることになったと明かした。「100人が食べていける」との目標は道半ばではあるとしつつも、優れた作品の再演が定着したことや、連続1週間の公演ができるぐらい客が増えてきたことなど、変化も見えてきたと話した。斎藤はプログラムディレクターの役職を健康問題で1年早く下りると述べ、後任には「単なる演劇シーズンに参加する劇団の選定ではなく、もっととんがった芝居を作っていく手伝いをする役割を期待したい」とした。演劇で「食えるかどうか」ではなく「食えないけれど続け方がある」ということを考えている、という言葉が印象的だった。
SFアニメ『ヤキトリ』
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