映画『鉄道員(ぽっぽや)』の撮影を担当した木村大作(84)の講演が、ロケ地の南富良野町で開かれた。映画に出てくる「幌舞駅」は幾寅駅がモデル。JR根室線富良野―新得間は3月で廃線になり、町が幾寅駅を保存活用する方針という。北海道立近代美術館では、第90回記念独立展北海道展が開かれている。道内巡回は2018年以来。道新社会面。
同じ根室線の一部廃線をめぐる話題でも、朝日新聞北海道面は、ドラマ『北の国から』の舞台である布部駅をクローズアップ。駅前商店の店主坂口道郎に取材した。戦没した父の思い出、「汽車通」の様子、そしてドラマのロケシーンとの遭遇。田中邦衛、竹下景子、子役で出演していた吉岡秀隆、中嶋朋子の当時のサイン。撮り鉄たちの写真に、風景や景観を見直す新たな視点を与えられたとも言う。〈廃駅は残念だが、その後もこの風景は残る。最後にそのことに気づけただけでも救われた気がする〉
ピアニストのマウリツィオ・ポリーニ死去、82歳。
富良野―新得間の記憶
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