『北の国から』の中嶋朋子

 朝日新聞北海道面。JR根室線の富良野―新得間の運行終了に合わせ、『北の国から』に出演した中嶋朋子がインタビューに応じた。撮影当時、列車が出てくるシーンがあると、運行本数が少ないため撮影が限られ、とても1日では終わらないと感じたそう。〈8歳から30代まで、一番濃密な、いろんな変化のある時間を(ドラマと)共に過ごした。だから一つの人生なんですよね。私の人生というより、『北の国から』という別の人生があるという感覚なんです〉
 道新カルチャー面。《音楽季評》は、ピアノ王国・北海道を支える日本ショパン協会北海道支部の創立50周年記念コンサート、LCアルモーニカの『アンドレア・シェニエ』ほか。キタラと札幌音楽家協議会の連携プロジェクトによる「札幌の音彩Ⅰ」では伊福部昭『アイヌの叙事詩による対話体牧歌』、ブラームス『四つの歌』が演奏された。評は三浦洋。《奏で人・札響》はクラリネット首席奏者の三瓶佳紀。第50回美工展の北海道美術工芸展協会賞は、札幌の志水文恵『イマジナルセル』に決まった。児童文学の新人賞「福島正実記念SF童話賞」に、小樽の会社員やませたかゆき『ぼくがぼくに返信する方法』が選ばれた。


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