2025年1月刊行予定!

《ACAライブラリ01》
芸術・文化アーカイヴのすすめ

 北海道芸術文化アーカイヴセンター(ACA)は、北海道で行われている芸術・文化活動の情報のありかをデータベースに収録することが活動のメインです。一方で、シンポジウムやトークなどの事業を行い、その成果を冊子《ACAライブラリ》として刊行していきます。第一弾《ACAライブラリ01》のテーマは「芸術・文化アーカイヴのすすめ」です。

 B5判80〜100頁を予定。購入価格1,000円(送料別180円)
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■ACAシンポジウム「北海道の芸術文化を 掘る・残す・活かす」全記録

ACAの自己紹介〜データベースのデモンストレーション 古家

・基調講演
地域のアーカイヴ〜沖縄と北海道
池澤夏樹さん

・事例紹介
信州の地域文化資源をつなぐ知の広場「信州ナレッジスクエア」

森いづみさん

・事例紹介
市民と震災を考える「わすれン!」の活動
甲斐賢治さん[オンライン参加]

■ACAアドヴァイザーによる寄稿(敬称略)

  • 池澤夏樹 作家|NPO法人あまくま琉球理事
  • 石川直樹 写真家
  • 四方幸子 キュレーター|美術評論家連盟会長
  • 東条碩夫 音楽評論家
  • 港 千尋 写真家/評論家/多摩美術大学教授
  • 鷲巣 力 立命館大学加藤周一現代思想研究センター顧問

■北海道のアーカイヴ事例紹介(敬称略)

  • 連帯は力だ!
    ——北海道芸術文化アーカイヴセンター代表 古家昌伸
  • 公募展中心の美術史に 「異端」を位置付け
    —— 吉田豪介著『北海道の美術史』(執筆:美術評論家 佐藤友哉)
  • 音楽史から映画史へ 社会的意味と生きがいと
    —— 前川公美夫著『北海道音楽史』『明治期北海道映画史』『大正期北海道映画史』(前川公美夫)
  • 戦後の演劇史書き上げ 北海道の広さ実感
    —— 鈴木喜三夫著『北海道演劇 1945-2000』(鈴木喜三夫)
  • 演劇の情報 ウェブに集約 結果としてのアーカイヴ
    —— 札幌演劇情報サイト d-SAP(d-SAP主宰 佐久間泉真)
  • 幕末から昭和の出版文化 編集委員ら研究会重ね
    —— 『北海道出版文化史』(同書編集委員 出村文理)
  • 北海道舞台の映像ミュージアム 22年の活動に終止符
    —— 旧NPO法人北の映像ミュージアム(元同法人理事長 佐々木純)
  • 先鋭的なコンサート紹介 40年の映像蓄積
    —— NMA LIVE Video Archive(NMA主宰 沼山良明)
  • 滞在アーティストの往来と 出来事を記録
    —— アートとリサーチセンター(同センター主宰 小田井真美)
  • 清掃から始め 野外彫刻4000体余データ化
    —— 札幌彫刻美術館友の会「北海道デジタル彫刻美術館」(同会会長 高橋大作)
  • 日本画家 岩橋英遠 創作の現場をアーカイヴ
    —— 日本画家 岩橋英遠アーカイブ(滝川市美術自然史館学芸員 河野敏昭)
  • 旭川文化芸術データベース群 課題と展望
    —— 三浦綾子文学データベース群(三浦綾子記念文学館事務局長 難波真実)
  • 地方史研究の方法と課題 突き詰めた16年間
    —— 山本竜也著『地方史のつむぎ方』『南後志に生きる』(山本竜也)

■ACAの活動について/三つのエールのお願い