舟越桂追悼

 道新カルチャー面にも、舟越桂追悼。4月14日に掲載した朝日新聞と同じ酒井忠康の談話体で、おそらく共同通信社稿だろう。「彫刻の詩人」であり、話題の尽きない人と把握することは一緒。具象彫刻にこだわり続けたことの分析が面白い。〈時代の表情を敏感に捉えるのではなく、ゆっくりゆっくり時代の空気を吸っていた。だから彼の仕事はいつになっても安心して見ていられるんだ〉
《村雨ケンジのこのコマを見よ》は、弘兼憲史『黄昏流星群』。《音楽会》は、藤原道山の尺八とSINSKEのマリンバ演奏会。評・三浦洋。
 道新社会面の短信に、手塚治虫文化賞のマンガ大賞に、ヤマザキマリ、とり・みき『プリニウス』。
 札幌圏版には、渡辺淳一の没後10年を記念する追悼朗読会を、札幌の渡辺淳一文学館で4月27日に開くとの記事。ドラマチックリーディンググループ「蔵」が朗読する。


Categories: